高楊枝MIND

『武士は食わねど高楊枝』そんな気概を持って生きたいです。

永眠

oiio
母が長い眠りについた。まだ、母は若いのだが認知症だった。認知症の母を介護していくうちに、自身がいかに目の前の認知症の本人や家族やその他関係者に無知で恥ずかしいことをしていたんだろうとつくづく思う。20年近く介護の仕事をしているのに、なんもわかってないなあ・・・と。わかってるような気になっていたなあ・・・と。家族を介護したことのない人には、やはり、わからんこともある。介護には、その家族の歴史も加味される。良い介護手法は、頭や言葉じゃ分かってるし、介護技術なら素人より負担なくこなせる。でも、違う。現実に介護する側になった時。たとえ能率の悪い介護手法でも、その家族にとっては最良の場合もある。親を怒ることも必要な時期もある。その課程をこなさなくては、先に行けないこともある。明らかに専門職からみて違う介護手法でも、まず、その介護手法で行う必要がある・・・。そんなこともある。経験しなければ、なにもわからないとは言わない。でも、全く同じ立場になることはできない。相手を理解しようという気持ちはある。でも、全く同じ理解はできない。                                    四十九日も終わり、なんとなく脱力感かな・・・。