高楊枝MIND

『武士は食わねど高楊枝』そんな気概を持って生きたいです。

矛盾~ありとキリギリス~②

oiio
「厚生労働省は6日、今年8月に生活保護を受けた人が前月より9376人多い205万9871人に上ったと発表した。」


このブログを最初に書いたのが生活保護のことだった。

2005年だったかな。

当時、在宅で担当していたおばあさんが、亡くなって書いたことを思い出す。


おばあさんは、生活保護を受給しようと思えばできる年金額だった。
でも、かたくなに「国のお世話にはならんよ」と笑っていた…
近所の人に貰ったと言う大きなサツマイモを、一週間かけて食べていたのが印象的だった。そして、月一回の贅沢と称して、スーパーで寿司のパックを購入していたのも思いだす。

このおばあさんの近所に、同じく担当しているおじいさんが居た。生活保護を受給していた。出前の器が玄関にあったり、おばあさんの家とは違い家電製品も充実していた。夏の訪問はクーラーの冷えた部屋で、よく武勇伝を聞かされた。先日旅行に行ったと言う話やギャンブルで勝った負けたと言う話もよく聞いた。

おばあさんの家には、勿論クーラーなどなく、いつも汗をかきながら話をしていた…



好対照な二人を見ていて、いつも矛盾を感じていた。


あれから、10年近く経ち(おばあさんたちとの付き合いは2005年以上前)、生活保護の問題がクローズアップされている。当然と言えば当然。


今まで年金をできる限り払い、少額の年金を受給し身の丈にあった生活をするおばあさん。片や、年金を払わず過ごし、年寄になって生活保護を受給し、若いころと変わらず旅行やギャンブルに興じるおじいさん…



まるで、「ありとキリギリス」を見ているようだが、違うのはキリギスは、生活保護で救われました…ということだろうか…



朝日訴訟を象徴的に、生活保護を語る人もいるが、医療も住宅費も保障され、更に生活費までも貰えると言う待遇。

今年、母子加算も復活した…


真面目に年金払ってきた人の生活は、日本国憲法25条以下の生活をしていると言うのに…