高楊枝MIND

『武士は食わねど高楊枝』そんな気概を持って生きたいです。

介護計画(ケアプラン)への疑問

oiio
介護保険でサービスの提供を受けると、介護支援専門員(ケアマネージャー)が介護計画…いわゆるケアプランを作成する。
サービス事業者は、その介護計画(ケアプラン)をもとにして、対象利用者にサービスを提供する…

この介護計画(ケアプラン)に、ずっと疑問を持っていた。

私は介護人であり介護支援専門員(ケアマネージャー)として、生活に障害のある対象利用者に対して生活の支援をしてきた。
最近の様々な研修では、「○○したいから○○できるようになりたい」といった内容の記載を介護計画(ケアプラン)に強制される。
そして、それが良い記載と言われている。

昔みたいに、「○○に問題がある」的にネガティブに捉えるなというのはわからないでもないけど、研修などで推奨されるようなポジティブな介護計画(ケアプラン)の記載も変な気がしている。

ボジティブに対象利用者をとらえるのは、ICFの影響があるし悪くはないとは思う。しかし、最近はその「○○したいから~」という部分が、あまりに荒唐無稽な表現であるのに、それを推奨しているのをみると疑問に思ってしまう。


「墓参りに行きたいから~」「田舎に帰りたいから~」「温泉に行きたいから~」って、そんな表現でよいのかね…


正直、一人の人の人生を介護支援専門員(ケアマネージャー)が、介護人が、そこまで介入するのは思いあがってないだろうか…
仮に、表現だけであって、そこまで介入する意味ではないのであれば、そんな言葉遊びの記載はしないで欲しい。



介護支援専門員(ケアマネージャー)が、介護人が、一人の人の人生を丸抱えして支えていくのはあまりに重たい。

また、我々専門職が、それぞれの人生をどこまで介入できるのか、介入するべきなのか?

我々専門職が、介入する範囲を拡大し過ぎ、エスカレートし過ぎじゃあないかな…




ある程度の到達点にたどり着いたら、その人の人生を支えるような別の専門職がいてもよいんじゃあないんだろうかね…




介護支援専門員(ケアマネージャー)や介護人に求めすぎだと思う。

私にはそんな技量はないし、あまりに負担が重すぎる。



なし崩し的に、あれもやれこれもやれと要望が増えていくのに疑問がある…


介護保険が開始されて以来、介護という範囲がどんどん逸脱している気がする…